振り込め詐欺の新名称応募作品の1つに、『AKB詐欺』という名称が紹介され
話題となっている。これを放送したテレビ番組のスタジオは笑いに包まれたが、
ネット上ではAKBファンの間で賛否が入り乱れている状況だ。
なかには「AKBサイドが抗議してもおかしくないレベル」というコメントも見られる。
警視庁が募集している『振り込め詐欺』の新たな名称への応募が1万件を超えたことを、
テレビ番組『情報ライブ ミヤネ屋』が取り上げた。その際に“「振り込め詐欺」
新名称応募作品”として「だましTEL詐欺」、「おサギとピーポ」、「青いうサギ」などと並んで
「AKB(あんた金ぶっこみなよ)詐欺」なる作品が紹介されたのだ。
『振り込め詐欺』新名称応募の件については他局のニュースでも紹介されたが
最も多かったのは「なりすまし詐欺」であり、他には「劇団詐欺」、「オヤ騙し詐欺」、
「家族の絆に付け入る詐欺」などが報道されていた。しかし『ミヤネ屋』では
より奇抜なものを紹介しようとしたのだろうが、“AKB”というグループ名が出たことには反響があった。
AKB48ファンの関連サイトでは「AKB(あんた金ぶっこみなよ)詐欺」の応募作品に対して
「総選挙のことじゃん」、「AKB商法にも同じことが言えるな」と共感を示すコメントも見受けられたが、
「常識を考えれば、特定のタレントを皮肉ったこんな単語は紹介しない」、「AKBサイドが
抗議してもおかしくないレベル」と指摘するものも少なくない。
AKB48の選抜総選挙の投票権や握手会の参加券を手に入れるために、
1人のファンが大量のCDやDVDを購入することはこれまでも疑問視されていた。
だが、それを踏まえたとしても“「振り込め詐欺」新名称応募作品”として
「AKB(あんた金ぶっこみなよ)詐欺」が紹介されたことにはファンの多くが違和感を持ったようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)
ソース:Techinsight Japan
http://japan.techinsight.jp/2013/04/akbsagi-miyaneya-20130409.html